晩秋

2007年11月24日 ポエム
春に芽吹いた木の葉たちは 

役目を終えて力尽き 

木々もまた沈黙をはじめる  

外套の灯りは 

更に静寂を呼び込む  

行きかう人はそれを避けるかのように  

足早に通り過ぎていく  

でもあの人はきっと気付いている  

月は優しくその景色を包み込んでいることを  


僅かな暖かさでも 

敏感に感じ取れる季節だから

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索