ふわりと 

やさしく 

屋根に降り注ぐ月明かりに 

見とれてしまいました。  


頭上に浮かぶ月はまるで 

この世界と別の世界をつなぐ 

抜け穴のように 

見えてきました。  


少し肌寒くなってきました。  


とても満たされた気持ちです。 

このまま西のそらに消えるまで 

そっと

見守っていようと思います。 

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