いつもの店で彼女と待ち合わせ。
特別な出来事から普段の何気ない話題まで
時間を忘れて しゃべって聞いて。

彼女はふと、外を眺めて
 -夏なのに、夜はまだ涼しいね- という。

笑って答えた。

 -でもさ、夏の夜って淋しいよね-

答える代わりに 静かにコーヒーを一口飲んだ。
彼女は僕を見て微笑んだ。

今でも僕は想う。
あの時の彼女の目には何が映し出されていたのだろうか。

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